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◎WAX(ワックス)とは 
  ジュエリーのデザインが多様化している現代、これらのジュエリーを全て金属加工だけでつくることは難しく、労力も必要です。そこで開発されたのが、ワックス(ろう)を使った製作法です。
  ワックスは金属に比べれば極端に柔らかいために、無理な力を入れなくても自分の欲しい形に加工できます。金属ではつくりにくいボリューム感豊かな製品や、流れるような曲線ラインの製品が自由につくれる他、表面を溶かすなどして色々なテクスチャー(表面効果)も得られます。
  <早く><無駄なく>という言葉に要約されるように、ワックスを使ったジュエリー製作法は大変合理的な側面を持った技術です。戦後アメリカで急速に発達したものですが、ワックス技術にはアメリカ的な合理精神が随所に散りばめられているといってよいでしょう。
  また、合理性と並んで変幻自在な素材のワックスは、<自由に>という言葉に表されるようにクリエイティブな側面も合わせ持っています。
  このようにワックスで自由に作られたジュエリーの原型は、加熱すると燃えてしまうので、その燃えてしまった空間に金属を流し込んでジュエリーを作ります。この方法をロスト・ワックス・キャスティング、略してキャスティングと呼んでいます。
  この製造方法は一点ものの製造だけでなく、特に同じパターンのジュエリーを量産するのに適しています。ジュエリーの製造の基本はあくまでもハンド・メイドですが、市場ニーズが増大した現在、このロスト・ワックス・キャスティング法がジュエリーの製造の主流となっています。
 
◎WAXの種類 
 ワックスはその硬さによって、硬いワックス(ハードワックス)と柔らかいワックス(ソフトワックス)に大別されます。
  ハードワックスは、糸鋸やヤスリ、カッターナイフなどで切り、削ることができるジュエリーのモデリング専用に開発されたワックスで、融点は100〜120度くらいです。ソフトワックスは、常温またはアルコールランプに軽くあてるぐらいの温度で、手で曲げたりねじったりできるワックスです。主に歯科材として開発されたもので、融点は低く、ハードワックスの約半分の60度前後です。

・HARD TYPE-ハード系のワックス-
 リングチューブワックス
 リングバーワックス
 ブロックワックス

・SOFT TYPE-ソフト系のワックス-
 パラフィンプレートワックス
 シートワックス
 ボクシングワックス
 ソフトプレートワックス
 ユーティリティーワックス

ワイヤーワックス
みつろう
イエローインプレッションワックス
パターンワックス
・OTHER TYPE-その他のワックス-
 インジェクションワックス
 水溶性ワックス
ワックスモデリングの基本 柏書店松原株式会社発行/ジュエリーガイド 社団法人宝石貴金属協会発行 参照
 


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